2021年12月7日火曜日

十勝清水学~発表会~(3年生)

 清水の歴史を学習した3年生は、それぞれが考える清水町の未来についてプランを発表してくれました。今ある清水町の産業や財産を活用したプラン、人を集めるためのプラン、様々な年代が生活しやすい町づくり…。夢あふれる多くのプランが提案されたこの時間は、とても楽しく有意義な時間でした。代表して4名が、30日に行われた「子どもフォーラム」で御影中学校代表として発表しました。
少子高齢化、後継者の減少を防ぐための策や新規就農者に関すること、税金を運営費や建設費、維持費にあてることなど多方面から考えることが出来ました。そして「僕の考える町おこしプランは、農業にたくさん触れる農業お試しツアー」です。
老朽化した公共施設は魅力がなかったり、農業が発達しているからこそ、科学の発達を一緒に考えてはと思いました。そこで「僕が考える町おこしプランは、公共施設の再建と、農業と科学を専門とした大学の建設計画」です。
自然が多く農業がさかんな町である清水町をもっと好きになってもらうよう、今の清水町に足りないものを補えば良いのでは…?そこで「私は町おこしのために清水町ならではの自然に触れ合ってもらうような取組をしたら良いと思います。例えば、モノレールを走らせ清水町の自然の魅力を知ってもらうというプラン」を提案します。
それぞれのプランを、みんな楽しみながらも真剣に聞きます。
清水町が十勝の中でもトップを誇る酪農王国だと全国に知らせたり、気候に合った新しい作物の栽培を行うのはどうでしょう。「私は、もっと世間にこのことを公開(SNSなど)し商品化を積極的にしていくこと。」を提案します。
10年後、少子高齢化が進んだ世の中で、子どもも若者も高齢者も暮らしやすい町とするために、現在帯広市内へたった1本しかバスが出ないことに注目しました。そこで「バスの運行本数の増加、コミュニティタクシーの新設、家まで商品を配達するなど、サービスに視点をあてるとよい。」と考えました。
未来の子どもの笑顔を守るために、「清水町を舞台としたアニメや漫画を制作する」ことを提案します。SNS、INの口コミ、観光・聖地巡り、若者を中心に人気…そのことが、地域活性化につながると考えています。

みんな根拠がしっかりとあり、建設的な提案が目立ちました。ふるさと清水町のことを真剣に考えているのだということがとても良く伝わる発表会でした。