2020年12月14日月曜日

「性の学習」より1年生:妊婦体験

 本校では、全学年で「性の学習」に積極的に取り組んでいます。第1学年では、12月に入り最初の時間にオリエンテーションとして「性の学習を始めるにあたって」「二次性徴」について学習し、2時間目に生命の誕生として「生命の連続性」「受精・妊娠・出産」について学習しました。11日(金)は「妊婦体験」を行いました。その様子を紹介します。
約10キロの体験グッズを着用し、寝転がったり起き上がったり・・・。10キロって意外に重いんです。
椅子に座ったまま、靴下を脱いだりはいたり・・・。
普段は普通に出来ることが、なかなか難しいことに気づきました。
お腹も重たいのに、買い物で重たい荷物も持たなくてはならない場合もあります。町で出会ったら、助けてあげたいね。お腹で、階段が見えなくて、降りるのも怖いんだ・・・。
座ったまま靴下をはくことも大変ですね。爪を切ったりするのも、一苦労!
掃除などでかがむ姿勢は、腰痛の原因にもなります。こんなに大変な思いをしながらも、愛する我が子の誕生を心待ちにしているんですよ。

 思春期に入り、性に興味を持ち始めている中学生。「性の学習」を通して、男女の性差やその尊さを理解することで、他者を認め合い、思いやる心を育てたいと思います。