10月21日、2年生の道徳の授業でHUGを行いました。
清水町では、平成28年の台風第10号の被害・避難など記憶に新しいところです。また、今年は全国各地で台風等の水害に遇った地域も多く、今現在も避難所生活を送っている方々が大勢います。避難所は町村職員が運営の中心になることもありますが、阪神淡路大震災以降は、地域住民や避難者を主体とした避難所運営を目指すところも増えています。
そんな中、もしも自分たちが避難所の運営をしなければならなかったら・・・と、この授業がスタートしました。講師には、芽室町から佐藤春雄さんをお招きしました。
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HUGの意味は、「抱きしめる」 |
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役場職員がくるまで、君たちが避難所のリーダーシップを! |
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まずは、体育館の中の通路を考えます。 |
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どんな風に通路を配置すると、より良く住民を受け入れられるか? |
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避難所に必要なことを、色々考えていきます。 |
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様々な家族形態、状況の人たちが次々に避難してきます。 |
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インフルエンザにかかっている人はどうする? |
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各班とも誘導場所に工夫が見られます。 |
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真冬に200名が避難してきているので、迅速な対応が求められます。 |
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どんな風に避難させたか各班で発表
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今、実際に同じ状況におかれたら、果たして行動できるか・・・生徒はもちろん一緒に参加していた私たち大人も考えさせられる授業でした。自分たちで考え、話し合い、実行に移していく生徒の積極的な様子が見られ、充実した二時間となりました。
「いつか社会人となったときに、避難所運営に携わることがあるかもしれません。そんなときに役立ててください。」と授業が終了しました。