2019年8月22日木曜日

【御影中】自然の中でのコンサート

  昨日8月21日の午後、本校校庭にて弦楽四重奏によるコンサートが開かれました。
このコンサートは、異才発掘プロジェクトROCKETの東京大学 中邑 賢龍教授よりお話をいただき実現いたしました。当日まで生徒には知らせず、コンサートホールでは味わうことのできない自然の中で、自由にリラックスして感じるままに・・・。

  さて、当日を迎え給食後の昼休みになると、突然階段からヴァイオリンの音が・・・?!

「えっ?」とどよめく生徒達は、姿を現したヴァイオリン弾き(実は、東京フィルのコンサートマスターの近藤 薫さん)とその優美な音色に引き寄せられるように一緒に階段を降り、玄関へ、そして校庭へと足を運ぶのでした。(ハーメルンの笛吹きの一場面のようでした)

最初は20人くらいが集まり・・・。

何だろう?と体育館やグラウンドから次々・・・。

気がつけば、全校生徒が演奏の周りを囲んでいました。
弦楽四重奏の美しい響き
モーツァルトやドヴォルザークの名曲などが次々と演奏されました。ヘンドリッヒのハッピーバースデー変奏曲では、馴染みのあるメロディーを調やリズム、拍子を変化させる様子に、生徒達の中にも自然と体でリズムをとっている様子が見られました。


「どこで聞いても、どんな格好でもいいんだよ。」と言われると
演奏者の後ろからのぞき込むように聞く面々。こんなことめったにないですよね。
今回演奏されたのは「全国の子ども達に本物の音楽を届けよう。」と結成された〈音楽のチカラ〉の方々です。

    近藤 薫さん(ヴァイオリン1)
    戸上 眞里さん(ヴァイオリン2) 
    渡邊 辰紀さん(チェロ)
    臼木 麻弥さん(ヴィオラ)
    西野 彰啓さん(リベラヒューマンサポート)

御影中学校の生徒達のために、素敵な演奏をありがとうございました。おかげさまで、自然と音楽と人との繋がりが感じられた豊かな時間を過ごすことができました。